最近の映画は「Based on True Story」
実話を基にした映画が流行っていますね。
実はその波はホラー映画にも来ています。
この記事では、ホラー映画の基になった実話のお話を紹介したいと思います。
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目次
世界一有名なエンフォールドのポルターガイスト/死霊館
引用:https://flourella.wordpress.com
「死霊館」シリーズが実話をベースにしたにホラー映画なのは有名な話ですよね。
心霊研究家として、世界的に有名なウォーレン夫妻が今まで関わってきた1万件以上もの心霊事件の中で1番恐ろしいと挙げた事件です。
1977年8月から、とある家族が住む家でおよそ2年以上続いた最長のポルターガイスト現象であり、ポルターガイスト事件の中でもっとも詳しく調査され、ポルターガイストという言葉を世に広めた事件でした。
調査には警察の他、英国心霊調査協会(SPR)のメンバーであるモリス・グロスとガイ・ライアン・プレイフェアの2人が関与していたといいます。
アーサー・コナン_ドイルやルイス・キャロルが支持していた英国心霊調査協会とは
数ヶ月の調査だけでも1500以上の心霊現象が起きたと記録され、その心霊現象は家に住む家族の他にも、調査員、警察、報道関係者に目撃されたとされています。
ウォーレン夫妻が恐れた死霊館で起きた怪奇現象とは
引用:https://pikabu.ru/story/yenfildskiy_poltergeyst_4283921
最初に始まったのは、誰もいない部屋で家具が動いた音がしました。次に不審なノック音が続きました。
実は、その時期に警察が台所のドアに向かって、1人でに動く椅子を見たという。
それから程なくして、白髪の老女や幼い子供の幽霊も目撃され、家の中では積み木やビー玉が飛び回り、家の中で自然発火が発生したり、壁に文字が浮かび上がったり、録音された調査テープには合成音声のような太い声が入っていたそうです。
実はこの映画が公開された当時も奇妙な出来事が起きていて、インドの映画館で「死霊館」を鑑賞していた男性が発作を起こし死亡し、司法解剖のために大学病院に移送している途中に、移送担当者と共に行方不明になるという恐ろしい出来事が起きたらしいです。
呪われたラガディアン人形アナベル/アナベル
引用:http://d-kamiichi.com
「死霊館」シリーズのスピンオフ作品として有名なこの作品。
もちろんこの作品も、実話ベースです。
ただアナベルの人形のモデルになった人形はここまで禍々しくはありません。
引用:http://karapaia.com/archives/52176479.html
正直、自分のブログにこの写真を載せるのは結構躊躇いました。
なぜなら、今でも人形の持つ力が衰えていないからです。
よくホラー映画を制作しているときに、不可解な体験をするという話を聞きますが、ブログも同じで、少し大げさな言い方かもしれないですが、こういった写真をあげるのは少し覚悟のようなものがあります。
もしこのブログを読んでいる最中に、身に覚えのない音などがしたら、もしかしたらこの記事が何かを惹きつけているのかもしれませんね。
さぁ、話を戻しますが、この人形は現在、アメリカ、コネチカット州にあるウォーレン・オカルト博物館に展示されています。
このウォーレン・オカルト博物館は、「死霊館」シリーズでもおなじみの心霊研究家のウォーレン夫妻が関わってきた心霊事件で引き取って保管している「いわく」付きの代物を展示している博物館です。
その中でも厳重に保管されているのが、アナベル人形。
引用:https://imgur.com/gallery/m26kW
字が隠れてしまって見えないのですが、「絶対に開けるな!」「絶対に触るな!」と注意書きされたガラスケース
その注意書きを無視して、ガラスケースを叩きながら挑発した男性は、博物館の帰りに交通事故に遭い、そのまま亡くなられたそう。
アナベル人形に連れてかれてしまったんですかね?
ラガディアン人形アナベルの悪夢
1970年、アンティークショップで売られていたラガディアン人形を娘のドナへの母親が誕生日にプレゼントしたことから、悪夢が始まりました。
ラガディアン人形が家に来てから数日後、ドナとその友人であるルームメイトのアンジーは奇妙な事に気付きました。
あれ?人形の位置が違う。
最初は言われなければ気がつかないような距離。
だけど、日に日にその距離は、「まさかね」と自分たちを誤魔化すこともできないような距離にまでなっていました。
2人は出かける時に、ラガディアン人形をソファーの上に置いて出かけました。
だけど、帰ってみると、確かにソファーに置かれていたはずの人形がベッドの上にあるのです。
流石に2人は気味悪く思い、共通の男友達ルーに相談しました。
話を聞いたルーはと気味が悪いと人形を燃やすことを提案。
しかし、人形は危害を加えたわけでもなく、ドナにとっては母親からもらった大切なプレゼントです。
結局、その時は人形を燃やすことなく、人形をどうするか悩んでいる日々が続きました。
しかし、その後さらなる奇妙な出来事が起きます。
ドナのアンジーの部屋から、あるはずのない古い羊皮紙が見つかるようになったのです。
この羊皮紙にはメッセージが書かれており、その中の1枚には子供の書いたような文字で「ルーを助けて」と書かれた羊皮紙も見つかりました。
少しずつ自分たちと距離を縮めてくる奇妙な出来事に怯えた2人は霊媒師に相談することにしました。
霊媒師は2人の相談にこう答えました。
「この人形には、2人が住んでいるアパートと立つ前に、この土地で暮らし、7歳で亡くなった『アナベル・ヒギンズ』という少女の霊が取り憑いてる。 少女は2人に親愛の感情を持っていて、できるならずっとそばにいたいと願っている。」
2人は幼くして亡くした少女の霊に可哀想に思い、そのままそばに置いておく事に決めました。
しかし、霊媒師の言葉とは裏腹に、人形を燃やすことを提案したルーは毎日、悪夢にうなされるようになります。
その悪夢の中で、人形が彼の胸元を這い上がり、首を絞めつけるというのです。
ある時、ルーがドナとアンジーが留守の時に彼女たちの家を訊ねると、誰もいないはずの2人の部屋から異様な物音がしたそうです。
ルーはその部屋を覗いてみると、あるのはラガディン人形。
次の瞬間、彼は激しい胸の痛みに襲われ、着ていたシャツに血で滲んでいました。
部屋から逃れたルーがシャツをめくると、そこには獣のような爪痕が7つ残されていたようです。
少女の霊がそんなことする訳が無い。
事態を深刻に考えた2人は、心霊研究家として有名だったウォーレン夫妻に相談し、調査を依頼。
するとウォーレン夫妻の調査の結果、人形に取り憑いているのは少女の霊ではなく、悪霊であると結論づけました。
そして、その人形はその後、教会で悪魔祓いをし、ウォーレン夫妻が引き取りました。
しかし、悪魔祓いの効果はなく、引き取られたウォーレン夫妻の宅でもひとりでにあちこち移動していたようで、人形はとうとう特製のガラスケースの中に封印されてしまったようです。
その人形は項目の初めに書いた通り、コネチカット州のウォーレン・オカルト博物館に飾られているそうです。
ウォーレン夫妻は娘のジュディが人形に近づく時に「アナベルの目を見ちゃダメ!」と注意するそうです。
もし目が合ってしまうと、アナベルに自分を認識されてしまうのだそう、、
「アナベル」シリーズでは、最新作としてウォーレン・オカルト博物館を舞台にした「アナベル 死霊博物館」が公開されました。
ウォーレン・オカルト博物館を実際に行った後に、映画を観たら、また違った恐怖を感じられるかも!
アメリカに訪れた際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
ウォーレン・オカルト博物館公式サイト(英語サイト)
子供を狙う殺人ピエロ ジョン・ゲイシー/ ITイット “それ”が見えたら、終わり。
参照元:https://www.slashfilm.com/how-its-new-pennywise-came-to-be/
90年代に映像化されたスティーブン・キング原作の「IT/イット」。
2017年に映画がリメイクされ、世界中で大ヒットして、日本でも話題になりましたよね。
下水口から顔を出し、陽気な言葉で子供を誘うシーンが印象的ですよね。
日本で行ったら、まるで口裂け女みたいな都市伝説的な存在のペニーワイズですが、なんとペニーワイズのモデルになった殺人ピエロがいたんです。
ペニーワイズを生み出した恐怖の道化師
参照元:https://www.reelz.com/john-wayne-gacy/
「シリアルキラー」という言葉を概念を作り出した大量殺人鬼の1人であるジョン・ウェイン・ゲイシー。
幼少時代、心臓疾患を持つ体の弱い少年だったジョン・ゲイシーは、虐待気質のある厳格な父親の元で育った。
ジョンは父親の前で弱さを見せると「お前はいつかホモになっちまうぞ!」と暴言で罵られた。
ジョンはそんな父親の元で、成年になるまで罵られて生きてきたが、それでも父を尊敬し、父を恨むどころか父に認められたい一心で仕事を努め、ボランティア活動にも積極的にも参加した。
そんなジョンを周りは高く評価し、「眠らない男ゲイシー」と呼んだ。
ジョンは妻と一男一女の家庭を持ち、今まで否定的だった父親もとうとうそんなジョンを認め始めたのだ。
全てが順調に行っていたジョンの人生だったが、ある事件を全てを壊す。
ジョンは、少年への性行為の強制で逮捕されたのだ。
妻子を失い、長年の思いで認めてくれるようになった父親からも失意を陥れられ、今まで高く評価していたジョンの周りの人間も去っていった。
だが、ジョンは罪を償い、出所後にリフォーム業を立ち上げ、会社の業績を伸ばしました。
彼には、どん底からも立ち上がる知能とコミュニケーション能力がありました。
ジョンは地元の民主党支部にも積極的に顔を出し、ポゴという名のピエロに扮して小児病棟や孤児院を慰問し始めた。
ピエロの格好をしたジョンは、子供に下手くそな絵を披露し、風船を持った陽気なピエロのジョンはすぐに子供達の人気者になりました。
そんな彼の周りで少年がいなくなるという事件が発生しました。
近隣の捜査している刑事がジョンの家を尋ねると、かすかな異臭に気づいたそうです。
その匂いに覚えのあった刑事は令状を取り、彼の家が放つ異臭の正体を探っていると彼の家の床の下から死体が次から次へと発見され、28体の死体が発掘されたそうです。
そして、彼の家の近くの川からは家に隠せなくなった5体の死体が発見されたそうです。
彼はピエロの格好で少年たちを家に誘い、誘われた少年たちは手錠などで体を拘束し少年たちを性暴力を加えたのち、少年との性行為をしたことを隠すために拷問をし殺したそうです。
彼は逮捕後も自分自身が弁護士となって、多重人格だと主張し冤罪を訴え最判を求めることで裁判を伸ばしたり、TVのインタビューに積極的に受け、「少年を殺すことの楽しさ」を雄弁に語ったりしたそうです。
そんなジョンも1994年に毒殺による死刑が執行されましたが、通常、毒を摂取されてから5分で済む処置が、何かの手違いからかジョンは30分以上苦しみながら死んだそうです。
そんな彼に当時の検察官はこうコメントを残している。
「被害者の多くはもっと苦しみながら死んだのだ。これでもヤツには不足なぐらいだ」
世界一残酷で純粋な殺人鬼、エド・ゲイン/悪魔のいけにえ、サイコ、羊たちの沈黙
引用:https://www.gizmodo.jp/2017/01/texas-chain-saw-ng-scene.html
「13日の金曜日」に出てくるジェイソンのモデルやバイオハザード7舞台のモデルになった「悪魔のいけにえ」、ヒッチコックの名画「サイコ」のノーマン・ベイツ、「羊たちの沈黙」のレクター博士。
数々のホラー、サイコサスペンスのモデルになったエド・ゲイン。
彼の犯してきた犯罪はまるで映画のよう、、いや、映画以上に残虐な殺人でした。
人の体から作り出した恐ろしいコレクション
引用:http://crimefeed.com
彼の部屋に乗り込んだ警察は、目の前に広がる光景に恐怖を通り越して、笑うしかなかった。
大量のゴミに溢れかえった彼の部屋からは、15人分の女性の死体が発見され、そのどれもが解体され、椅子や食器、ベスト(ジョッキ)に加工されていたのです。
彼の部屋から見つかったものはこちら。
・ゲインの寝台の角の柱に乗っていた頭蓋骨
・人間の皮で作ったランプシェードと汚れた椅子の上の詰め物
・一見スープボウルらしき人間の脳天
・人間の心臓(心臓が発見された場所は、犯行現場にいたカメラマンは紙袋の中にあったと主張しているが、州の副保安官はストーブの上のソースパンの中にあったと報告している)
・紙袋の中から発見された、地元のバーの主人マリー・ホーガンの顔の皮膚
・人間の唇を引きちぎって作った窓の日よけ
・女性の胴体の皮膚で作った胴着
・複数の乳首から作ったベルト
・人間の肉で作った靴下
・人間の皮膚で作った入れ物
・ゲインが身に付けたことを認めた、保存された陰門
・萎びた人間の頭部の配列
引用:https://ja.wikipedia.org
彼は女性の皮できたスーツとマスクを身につけ、女性になったつもり彼の歪んだ性癖を満たしていたそうです。
そんな常人では考えられない彼の家で、唯一、整然とされていた部屋もありました。
それは彼の母親の部屋です。
母を亡くした時から、そのままの状態で保存をし、誰も入れないように封印されていたようです。
彼の母親への歪んでしまった愛情は、「サイコ」のモデルにもなっています。
敬意を払わないと呪われるロバート人形/チャイルド・プレイ
引用:https://www.funkyzilla.com
新作の公開が予定されている「チャイルド・プレイ」シリーズで、有名なチャッキー。
実はチャイルド・プレイを見たことない人でも知っているほど有名なチャッキーにもモデルになった人形があるのです。
それがこの人形です。
引用:https://www.atlasobscura.com/places/robert-doll
この人形は、アメリカのフロリダ州キーウェストという地域にある博物館に展示されています。
黒魔術がかけられたロバート人形
1904年、大地主のオット家でクビににされた使用人が、オット家に復讐を企み、先祖から伝わる黒魔術を人形にかけ、オット家の長男ロバートに送り付けました。
程なくして、ロバートと部屋にこもるようになりました。
両親はロバートと人形がお互いに会話をする光景を目撃し、オット家に訪れた少女は、ひとりでに動く人形を見つけ、「見たな!」と脅し、襲いかかったそうです。
ロバート自身も次第に暴力的なふるまいをするようになりました。
そして、苦しんだ末にロバートは亡くなってしまいました。
残された人形は不気味に笑い、家族を震え上がったそうです。
そして、人形の処分に困った家族は、博物館に人形を押し付けました。
その人形は、敬意を払い扱わないと不幸な目にあうと言われ、その姿を写真に収めると不思議なものが入り込むと言われています。
引用:http://rinovation10.xsrv.jp/1466.html
こんな風に青く写ってしまったり、白い影が写り込んでしまう事があるみたいです。
美術館の中でも観光客から、人形の表情が変わったと報告され、今でも見る人を恐怖に陥れているそうです。
建築し続けないと殺されてしまう幽霊屋敷/ウィンチェスターハウス
参照元:https://www.kumudranews.com
「ウィンチェスターハウス アメリカでも最も呪われた屋敷」やこの家は日本でも「アンビリバボー」で取り上げられたことのある呪われた屋敷ウィンチェスターハウス。
アメリカのカリフォルニア州にある迷宮といっても差し支えのないこの巨大な屋敷は、38年間もの長い年月、増築し続けた呪われた幽霊屋敷だったのです。
増築し続けなければ、呪い殺されてしまう
参照元:https://www.atlasobscura.com/places/winchester-mystery-house
一見、可愛らしさもあるこの屋敷。
この屋敷こそが呪いの幽霊屋敷「ウィンチェスターハウス」なんです。
1981年に、娘と夫を亡くした未亡人サラ・ウィンチェスターは友人のアドバイスで「ボストンの霊媒師」と言われるほど有名な霊媒師に話を聞くことになりました。
そこで霊媒師からあることを告げられるのです。
「ウィンチェスター家が代々製造してきた銃によって殺された幾千もの人々の幽霊が復讐の機会を求めている。」
そうサラ・ウィンチェスターの亡き夫ウィリアム・ワート・ウィンチェスターは銃のビジネスで成功し、銃を製造する会社の経営をしていたのです。
霊媒師の言葉はサラにとってにわかに信じがたいものだったが、人々から信じられている有名な霊媒師の言葉を信じざる得なかった
どうすればいいのかうろたえるサラに霊媒師はさらに助言をしました。
「今住んでいるコネチカット州ニューヘイブンの家を出て西に行きなさい。そして、たどり着いた場所にあなたとウィンチェスターの銃で殺された人々のために家を建てるのです。その家の建設を止めてはいけません。」
亡くなった夫の遺産を相続していたサラは霊媒師の言葉を信じ、言われたようにサラ自身が亡くなるまでの38年間という年月、ウィンチェスターハウスを建築し続けました。
参照元:https://www.tripadvisor.com.ph
正面から見るととても可愛らしい雰囲気の屋敷ですが、上から見ると38年間、建設し続けたこともあって、かなり巨大な屋敷です。
家の中もとても奇妙で、2つ舞踏室160の個室にそこに通じる扉とともにどこにも通じていない扉もあったそうです。
サラ・ウィンチェスターは「13とクモの巣」を幸運をもたらすものと考えていて、家中にクモの巣をモチーフにしたデザインを施していたり、ロウソクの数や複数の飾りを13個で統一していたそうです。
参照元:https://edition.cnn.com
現在、ウィンチェスターハウスで、13日の金曜日やハロウィンのシーズンになると、肝試しツアーをやったり観光スポットとしても賑やかせているそうです。
サンフランシスコから車で1時間かからずの場所にあるので、行きやすいので観光するのにおすすめです!
実際に行く場合は公式サイトから、ウィンチェスター・ハウスのツアーチケットを買い忘れないように!
「ウィンチェスター・ミステリハウス」公式サイト(英語サイト)
原住民が「死の山」と囁く山で発見された不可解な遺体/ディアトロフ・インシデント
1959年、ディアトロフ峠で大学生の登山グループが、異様な姿の遺体で発見されました。
60年以上経った今でも様々な説が囁かれるこの不可解な事件を題材に「ドキュメンタリー映画」を作ろうと5人の大学生が現地に取材に乗り出す。
発見された不可解な9人の遺体
1959年1月、9人の大学生登山隊がロシアのウラル山脈へ出発した。
9人が向かう山は原住民のマンシ族が「死の山」と囁くホラート・シャフイル山。
彼らが出発した季節は決して登山には向いているという季節ではなかったが、9人とも長期トレッキングや登山のある経験者でした。
彼らは出発した村からホラート・シャフイル山を周り、15日前後で村に帰って来る予定でしたが、彼らが帰って来ることはありませんでした。
帰還予定日から10日後、救助隊が結成され、山の捜索が開始された。
救助隊が山を捜索し始めた数日後、救助隊は内部から引き裂かれたテントを発見する。
その時の調査資料が後に公開されている。
――前略――
入口の前に1対の縛られたスキー板あり。入り口の内側に炉があった。
アルコール瓶、バケツ、ノコギリ、手斧。
テントの遠いコーナーにマップバッグ、ディアトロフのフォトカメラ、ジーナの日記。お金。準備された2対の靴が入口の右にあった。反対側の入り口に他の6つがあった。
テントの中央には毛皮の雪靴が3.5組。
乾燥したパンの近くに前のキャンプから持ってきた薪あり。
パックの上に綿のジャケットと毛布。
毛布の上に暖かい衣類が置かれている。半開きになった入り口にパンくずとkoreika(訳註:ロシアの肉料理? たぶん肉で野菜をくるむ、実に美味そうなやつ)の皮が散らばっている。
そして、テントを周りを調べていると、テントから各方面バラバラに逃げる様にして、足跡が残っていました。
しかし、この足跡、、靴を履いた足の足跡ではなく、そのほとんどが裸足の足、よくても靴下を履いた足。
とても異様な光景の先には、もっと奇妙な9人の遺体が発見されました。
衣服を脱ぎ捨てた遺体。
死んだ仲間の衣服を着込んでいた遺体。
火傷を負った遺体。
頭蓋骨が陥没した遺体。
舌を失った遺体。
眼球を失った遺体。
衣服が自然界では存在し得ないほどの放射能を浴びていた遺体。
オレンジ色に変色した遺体
この異様な光景に、発見した捜索隊は困惑した。
しかし、真相は未だにわからない。
当時は平凡な殺人と考えられていたが、60年以上経った今、奇妙な証拠をもとに様々な解釈が生まれている。
大学生登山隊の遺体が発見された場所は、彼らの隊長であった青年の名前を冠して、「ディアトロフ峠」と呼ばれるようになった。
もっと事件を詳しく知りたい人は「オカルト・クロニクル」という本がぜひ読んでほしい!
終わりに
実はこの記事を書いている時も少し変な事が起きました。
今まで一度もなかったのに、画像を貼ってもうまく貼れていなかったり、少し肩の重みを感じたりしました。
たまたま偶然かもしれませんが、書いている記事が記事なので、少し怖かったです。
実際に起きた話を読んだ後に、映画を見たら、また違った角度で映画が倒しめると思うし、この記事を読んで映画に興味が湧いたなら、是非観てみてください。
きっと120%で映画を楽しめると思います。
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