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史上最悪だと言われた殺人鬼の高校時代を描いた映画「MY FRIEND DAHMER」あらすじ、ココ見てポイント、感想 ネタバレあり

 

MY FRIEND DAHMER

 

my friend dahmer引用:http://www.alwayspackedforadventure.com

公開年:2017年  制作国:アメリカ
上映時間:107分
監督:マーク・マイヤーズ
キャスト:ロス・リンチ、アン・ヘッシュ、ヴィンセント・カーシーザー、アレックス・ウォルフ、ダラス・ロバーツ

 


 

世界で最も有名なシリアルキラーの「ジェフリー・ダーマー」の高校時代を描かれた映画。
この映画の原作は、実際に高校時代、ダーマーと同級生だったダーフ・バックダーフによるベストセラーグラフィックノベルだそうです。

興味ある人は、ぜひご覧になってください!
映画を観終わった後に読んだのですが、中々読み応えがありますよ!

ダーマーの父が書いた書籍やFBI心理分析官が書いた書籍、ダーマーに関する書籍はたくさん出ているが、、
父親にも心理分析官にも見せなかったダーマの新たな一面が描かれています。

 

※映画を紹介する上で過激な表現も含まれるため、苦手な方は控えてください。

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あらすじ

 

史上最悪と呼ばれた殺人鬼ジェフリーダーマーの高校生活を描かれている。
学校には彼が友達と呼べるような友達もいない。
家に帰れば、精神が不安定な母親と父が絶えまなく喧嘩を繰り返している。
彼はそんな現実から逃げるように学校が終わると、道で轢かれた動物の拾って家の近くに建てた小屋に篭り、拾ってきた動物の死骸を薬品で溶かして楽しんでいた。
ダーマーにとって、それは好奇心以上の何かがあったのかもしれない。

 

彼の趣味は誰にも理解されない。
同級生を小屋に招いて、死骸を薬品で溶かしてる光景を見せては気味悪がられて、彼の行動に我慢の限界が来た父親には彼の数々の動物の骨コレクションを捨ててしまう。
まぁ、自分の子供が動物の骨を溶かし楽しんでいたら、それを異様な光景のように思えるが、、彼にとっては少年が野球やサッカーをやるように、、少女がファッションやダンスに興味を持つように普通のことだったのだと思う。
それを誰にも理解されずに、さらには科学者の父親に「普通の子になってくれ!」と否定され、彼は「普通」という言葉に悩まされることになる。

 

彼は彼なりに普通になることに努力をするようになる。
学校でわざと奇行を行い、周りの気を引いてみたり、、
それを見ていた同級生が「あいつちょっと面白いんじゃね?」みたいな感じになって、友達ができる。
だけど、その友達たちはダーマーを街で障碍者のふりをさせたり、卒業アルバムに乗せるクラブの写真撮影に紛れ込ませて、それを見て楽しんでいるという、、友達というよりは見せ物として楽しんでると言った方が近い状態だ。
それでも一応は学校で一緒に過ごすグループの輪に入ることもできた。

 

さらに彼は自分が同性愛者だということに気づく。
彼はそれを悩み、誰にも打ち明けることができない。
結局、彼自身も自分の周りにいる「友達」が「友達」でないことに気づいているわけですね。
どんどんダーマーは自分自身が見えなくなり、孤独を深めていく。

 

そんな中、両親が離婚をして母と弟が家を出て行ってしまう。
ダーマーが学校から帰ってくると、家を出て行こうとする母に、まるで「ちょっと出かけてくるから、じゃあね。」ぐらいのそっけない別れを告げられてしまうダーマー。
実質的には母に捨てられてしまったのだ。
去ってしまう母に何も言えずに、家で泣き崩れてしまう。

 

ダーマーの抱えた疑問や問題を解決するどころか悪化させたまま彼は高校を卒業することになる。
高校卒業後、ダーマーは車を運転中にヒッチハイカーと遭遇する。
ダーマーはヒッチハイクを拾い、映画のエンドロールを迎えるのであった。

 

ココ見てポイント

 

ジェフリー・ダーマーって誰なの?

 

引用:http://instinctmagazine.com

この映画を見るときに、ジェフリー・ダーマーを知っているか知らないかで、映画の印象が大きく変わると思います。
ジェフリーダーマーは1978年から1991年にかけ、オハイオ州とウィスコンシン州を中心に、17人の青少年を絞殺し、その後、死姦、人肉食を行います。
とても常人では理解できないその残虐な行為は全米を震撼させ、「ミルウォーキーの殺人鬼」という異名を取ります。
「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」で有名なレクター博士のモデルになっている人物です。
一部の人には超有名人だと思います。

ここから、彼が逮捕されたときの模様を引用した文章を載せますが、、かなり過激なので注意して読んでください。

 

1991年7月22日午後11時30分、ウィスコンシン州ミルウォーキーのダウンタウンでの出来事である。2人の巡査がパトカーで巡回していると、左手首から手錠をぶら下げた黒人の青年が金切り声を上げて飛び出して来た。なんでも若い白人の男にアパートに連れ込まれ、いきなり手錠をかけられたのだと云う。半信半疑だった巡査たちは、彼があまりにも真剣なので、一応そのアパートに行ってみることにした。

その付近一帯はストリップ小屋やゲイ・バーが密集し、売春婦がたむろするいかがわしい場所で、住人もほとんどマイノリティーだった。案内されるままにオックスフォード・アパートメント213号の呼び鈴を鳴らすと、この場所にふさわしくない、大人しそうな男が顔を出した。ジェフリー・ダーマーと名乗るその白人男性は、至って冷静に対応した。
「いや、ほんの冗談のつもりだったんですよ。彼とは酒を飲んでいたんです」
巡査が手錠の鍵を出すように云うと、ダーマーは隣の寝室に取りに行った。
「あいつ、ナイフを持っていますよ」
手錠をされた男が小声で云った。
「待て。戻って来い」
巡査の1人がダーマーを制して、自らが寝室に取りに行った。
酷い臭いだった。よくこんなところに住んでられるな。呆れつつも、鍵を探して引き出しの中を覗くと、トンデモないものが彼の眼に飛び込んで来た。それはバラバラ死体のポラロイド写真だった。
「なんだこりゃ!」
その声を聞くや、ダーマーは逃げ出そうとした。
「おい、そいつを逃がすな!」
ダーマーはその場で床にうつぶせにされ、後ろ手に手錠をかけられた。
やがて騒ぎを聞きつけたやじ馬が集まって来た。巡査たちには臭いの原因が判り始めていた。恐る恐る冷蔵庫を開けると、やじ馬の一人が叫んだ。
「なんてこった! 人の頭が入ってやがる!」
その瞬間、ダーマーは叫び声を上げた。この世のものとは思えない、獣のような声で叫び続けた。

冷蔵庫の中には4つの頭部といくつもの肉片が保存されていた。ファイリング・キャビネットの上段には3つの頭蓋骨、下段には各部の骨が、箱の1つには2つの頭蓋骨とおぞましい写真のアルバムが収納されていた。鍋の中では2つの頭部が煮えて崩れかけており、その他の容器も手足や臓物でいっぱいである。ガラス瓶の中には男性器がホルマリン漬けにされている。玄関に置かれた青い樽は塩酸で充たされ、中では3つの胴体が溶解されていた。
まるで屠殺場である。更に恐ろしいことに、冷蔵庫の中には人肉の他に食料らしいものがまるでなかった。このことはダーマーが被害者を食べて暮らしていたことを示唆していた。

 

引用:殺人博物館

もっと詳しく読んで見たい方はこちらの方をどうぞ!

ジェフリー・ダーマーについて

 

生まれた時から殺人鬼になることを約束されていたわけではない

 

”ジェフリー・ダーマーって誰なの?”を読んだ後なら、きっと彼のような殺人鬼の気持ちなんて到底理解できないと思ってしまうかもしれないけれど、この映画を見るとダーマーの抱えていた葛藤や苦しみが彼だけが持つような特別なものではないように思える。

彼は常に自分を理解してくれる人を求めていた。
だけど、誰にも理解されずに形として一緒にいる人がいたとしても彼は常にひとりぼっちだったのだと思う。
彼は自己評価がひどく低い人間だったという。
ダーマーの取りまく環境を思えば、なぜそうなってしまったのか安易に想像もできるが、理解者というような大袈裟なものではなくても彼の言葉に耳を傾けてくれる友人、家族が一人でもいたら、もしかしたら、彼は殺人鬼にならずに済んだのかもしれない。

 

感想

 

こうゆう映画だとどうしてもバイオレンスな部分に焦点を当てて映像化されてしまうことが多いから、コロンバイン事件を描いた「エレファント」のように心情に焦点を当てていたのは好感度が持てた。
この映画の中のダーマーはまだ犯罪を犯す前なので、何も知らないで見たらちょっと暗い青春ドラマ映画のように見えるかもしれない。
逆にジェフリー・ダーマーを知っていたら彼の行動、言動のこれから起きる未来への繋がりが見えて、不気味に映るのかもしれない。
ダーマーはとある場面で「僕だって、誰か他の人そっくりだよ。」と打ち明けるシーンがある。
彼はこの映画の中でも何度もSOS信号を発信していた。
友人や子供の奇妙な行動も何か意味があるのかもしれない。
無視や否定するのではなく、向き合って理解してあげることが大事なのかもしれないですね。

 

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