エンターテインメント

【重松清】「生きる」ことを考えさせられる小説「永遠を旅する者 」

日本を代表するロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの1〜10を手掛けた手掛けた坂口博信

スラムダンクやバガボンドで知られる井上雄彦

「疾走」「カシオペアの丘で」「流星ワゴン」などで知られる直木賞作家の重松清。

この3人がタッグを組んで製作したゲーム。

参照元:http://samuraibuyer.jp

ロストオデッセイ

坂口博信が当時、スクエアを抜けた後に作ったゲームなだけあって、ファイナルファンタジー12からのFFよりもファイナルファンタジーらしいゲームになっています。

このゲームの1つの特徴として、重松清さんが書いた短編小説がゲームの中に主人公の記憶として散りばめられているのです。

その短編小説のどの話もグッと胸を打つ話だったり、涙を流すような切ない話だったり、本当に良いんです。

ゲームを開始して、10分ほどでいちばん最初の短編小説がスタートするのですが、ものの見事に号泣しました。笑

実はその短編集もゲームとは関係なく、「永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢」というタイトルで短編集が出版されているので、「永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢」を紹介をしたいと思います。

内容紹介

『その日のまえに』『カシオペアの丘で』などの著作を通じ生きることの意味を問い続けてきた著者が、初めて「いつか、どこか」の世界を舞台に書き下ろした壮大な叙事詩です。主人公は1000年の長きに渡って生き抜いてきた不死身の戦士、カイム。戦乱の世を憤り、ときに嘆きつつ、カイムは短い命を精一杯生き抜く人々に、慈しみの目を注ぐのです。この作品には、重松清という作家が書き続けてきた生への素晴らしい賛歌が唱われています。

『ファイナルファンタジー』の生みの親・坂口博信氏がゲーム『ロストオデッセイ』のために著者に「主人公の心に眠る千年の記憶」をオファー、キャラクターデザインを担当した井上雄彦氏(『バガボンド』著者)が本書のカバー画も描き下ろしています。

引用:https://www.amazon.co.jp/

永遠を生き続ける男カイムとは?

参照元:http://daraku.blog.shinobi.jp/

ゲーム「ロストオデッセイ」の主人公であり、小説「永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢」の主人公、永遠を旅する男カイム。

ゲームの中でカイムは記憶を喪失していて、訪れた街や村、人と出会うと時折、断片的な記憶を思い出し、小説が始まります。
それをゲーム中では「千年の夢」と言います。

カイムが過去に訪れた街や村での出来事、人や家族、戦争や社会。
カイムが今まで体験してきた過去の話が小説となっています。

直木賞作家 重松清が書く短編

重松清参照元:https://cakes.mu/series/3390

ゲームからの小説化なので、ただのノベライズのように思われてしまうかもしれないですが、とんでもないです。

書いているのは直木賞も受賞したことのある作家 重松清さん。
僕もこのゲームに出会う前から、「疾走」や「流星ワゴン」が好きで重松清さんの本を読んでいました。
重松清さんの本は数多く実写でドラマや映画化されているので、本を読んだことなくても、タイトルを聞いたら、「知ってる!」ってなると思います。

重松清さんの作風は「家族」をテーマにしたお話が多いので、本作は重松清さんの本の中では異色作になるのではないかと思います。

永遠に生きる男、永遠に生きなければいけない男を重松清の解釈で描かれます。

人に与えられた時間があまりに短く、カイムに与えられた時間は残酷なほど長い。

友人が出来ても、家族が出来ても、カイムだけは時間に取り残されてしまう。
永遠に死ぬことのできない孤独な男の物語を重松清が描きます。

1つの話が10分〜20分で読める。

参照元:http://i-love-banff.com/2017/12/16/blog-non-fiction/

「本を読むのは苦手だなぁ。」って人も安心してください。

1つ1つの本が集めた短編集なので、1つの話を読むのにだいたい10分〜20分で読むことができます。
短編だけど、1つ1つの話がとても深みがあります。

たった10〜20分の話で”生きる”って事を深く考えさられました。

全部で31編の短編が収録されていますが、30編の話で泣いたと思いますね。笑

中でも「ハンナの旅立ち」「忘れないでね」「語り部サミィ」「道しるべ」「弱き者からの手紙」は印象に残っていますね。

「生きるとは?」「大切なものはなんなのか?」を改めて考えさせられます。

涙もろい人は、電車では読まないことをオススメします。笑

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最後に

ゲームから生まれた小説なので、偏見を持ってしまう人もいるかもしれないけれど、偏見を持たずに読んで欲しい。

重松清さんの本の中でも、なかなか秀作だと思います。

涙を流したくて、この本を読むのも良いと思うし、日々の生活に少し疲れ気味の人にも読んで欲しいです。

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