ゲームをやらない人にとっては、ゲーム音楽はなかなか遠い存在かもしれないですが、今では音楽の許可書に載っていたり、海外ではグラミー賞を受賞したゲーム音楽もあります。
今やゲーム好きの人たち以外にも、ゲーム音楽の魅力が広まりつつあります。
普段ゲーム音楽を聴かない人に敷居が高いかもしれませんが、そんな人でも聴けるようなゲーム音楽を元バンドマンの僕がランキング形式で紹介していこうと思います。
あくまで主観でのランキングなので、「なんであの作品がないんだ!」とかは抜きで読んでくださいね!
目次
11位 Silent Hill Theme / サイレントヒル
ハリウッドでも映画化されたコナミの人気シリーズのサイレントヒルのオープニングのテーマ曲です。
実は僕は、ゲーム音楽だと知らずにトリップホップの一種だと思って聴いていました。笑
なんとなくイギリスのポーティスヘッドっぽいし。
イントロから、サイレントヒルの得体の知れない不気味な雰囲気が出ていますよね。
アンビエントやシューゲイザーみたいな音楽が好きなら、気に入りそうな気がします。
全体的に儚い不気味さが漂っています。
名前を出したついでにポーティスヘッドもオススメなので、ぜひ聴いてみてください。
10位 Balamb Garden / ファイナルファンタジー Ⅷ
ファイナルファンタジーシリーズの中でも、賛否両論が激しいファイナルファンタジー8ですが、僕は一番最初にプレイしたファイナルファンタジーなので、8はかなり好きな方です。
世界観が学園ものでFFっぽくないんですが、その分、普通にゲーム好きじゃなくても聴ける曲が多いと思います。
実際に今、作業の合間に音楽を流しなら、コーヒーを飲んでリラックスしています。笑
9位 遥かなる旅路 / ドラゴンクエスト2
国民的RPG「ドラゴンクエスト」の中でも、最も難易度が高いとされているドラゴンクエスト2です。
僕も途中で挫折しました。笑
だけど、音楽は「これがドラクエ!」って感じがするんですよね。
人それぞれ思い入れがあるので違う人もいるとは思いますが、、
旅の苦難とそれに立ち向かっていく勇敢さが表れている音楽だと思います。
8位 Parting Forever / Lost Odyssey
以前、僕が書いた記事。
その記事の中では、短編小説の方を取り上げましたが、今回はゲームに流れる音楽。
ファイナルファンタジーシリーズを10まで手がけた坂口博信が新しく立ち上げた会社で作ったゲームで、今のFFよりもFFっぽい作品です。
正直、XBOX360じゃないゲーム機で発売されていれば、違った未来を辿っていたのではないかと思います。
このゲームの中で主人公が「千年の夢」という回想する場面で、重松清が書き下ろした短編小説が始まるのですが、その時に流れるのがこのParting Foreverです。
重松清の小説は涙を誘うものが多いのですが、この曲と合わさると涙腺への破壊力が抜群です。
ゲーム版ではピアノだけだったんですが、サントラの方はボーカルも入っているみたいですね。
7位 遠い約束 / ゼノギアス
ゲームの序盤に流れるオルゴールで奏でる曲です。
作者の光田康典さんはこの「遠い約束」という曲名に思い入れがあるのか彼が手がけた「クロノトリガー」「クロノクロス」にも同名の曲があります。
短い曲ですが、オルゴールが奏でるメロディーが色々な想いを広めてくれるのでお気に入りの1曲です。
6位 風の憧憬 / クロノトリガー
三十路の僕と同世代ぐらいの男性なら、ほとんどの人がプレイした事あるぐらいの名作「クロノトリガー」の曲です。
大学生の頃に発売されたニンテンドーDSでリメイクを深夜バスの中でやっていて、耳栓や音楽プレイヤーを忘れたので、この風の憧憬をイヤホンで聴きながら、思い出があります。笑
この曲を聴くとその時の旅の思い出が蘇ります。
5位 ドミナの町 / 聖剣伝説 Legend Of Mana
小学生の頃、聖剣伝説LOMにめちゃくちゃはまったけれど、このゲームの魅力はゲーム内容もそうだけど、ゲームの世界観だったり、音楽にもあると思います。
ジブリの「魔女の宅急便」とかに流れてきそうな少しメルヘンで暖かみのある曲です。
陽を浴びながら、聴いていたら、そのまま眠ってしまいそう。
癒し系音楽です。笑
4位 いつか帰るところ / ファイナルファンタジーⅨ
ファイナルファンタジーⅨのタイトル画面で流れる音楽です。
FF7,8と近未来な世界観だったファイナルファンタジーから、原点回帰をテーマにしたファイナルファンタジーですが、オープニングのこの音楽から、中世のファンタジーに帰ってきたんだな。感じさせてくれる曲でした。
バイオリンとかで壮大なストリングスとかではなく、フルートで拭き上げるのが植松伸夫のセンスを感じさせてくれますね。
3位 久遠 光と波の記憶 / ファイナルファンタジーX-2
ファイナルファンタジーXといえば「ザナルカンドにて」が有名ですが、その続編のX-2のオープニングテーマも本当に素晴らしいです。
なんかファイナルファンタジーXの後のユウナの心境のような美しいんだけれど、切なくて儚いメロディー。
まさかゲームをスタートして早々、倖田來未の音楽が流れてくるとは思いませんでした。
2位 ザナルカンドにて / ファイナルファンタジーX
なんだかんだ言っても、ゲーム音楽の1つ代表作品は「ザナルカンドにて」だと思います。
今や小学校の教科書にも載っているそうです。
当時はリアルタイムでファイナルファンタジーⅩをやったときは、この曲と共にティーダの「最後かもしれないだろ?」のセリフにはかなり衝撃を受けました。
今でこそ、綺麗なグラフィックに喋るセリフは普通だけれど、当時はRPGでそんなゲームほとんどなかったですからね。
学校の音楽室のピアノでこの曲を弾いていた人も少なくないと思います。笑
1位 時の傷痕 / クロノクロス
名作クロノトリガーの続編にあたるクロノクロスです。
システムが結構複雑で、クロノトリガーのように万人受けするゲームではないけれど、音楽はこの曲含めて全て本当に素晴らしいです。
オープニングでこの曲が流れるのですが、止まっていた時間が一気に動き出したような感じがします。
僕もゲームはクリアまではできなかったですが、大人になってからサントラを買って、仕事で疲れた時とかに聴いて、クロノクロスの世界にトリップしています。
最後に
振り返って、ランキングを見てみると合併する前のスクウェアの作品が多いですね。
少し古めの作品が多くなってしまいましたが、気になった作品はありましたか?
懐かしい気持ちで子供の頃を思い出して聴いても良いと思うし、ちょっと疲れた時に聴いてみても、その世界に浸りながら癒されても良いと思います。
良いなって思った作品があったら、ぜひサウンドトラックも聴いてみてください。
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