引用:https://spice.eplus.jp
公開年:2017年 制作国:日本
上映時間:131分
監督:福田雄一
キャスト:小栗旬、菅田将輝、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、佐藤二朗、安田顕、菜々緒、堂本剛、長澤まさみ、岡田将生、中村勘九郎、六角精児、山田孝之,,,他
空知英秋の人気ジャンプコミックの実写化映画。
まさか自分のブログで初めて書く邦画の感想で「銀魂」が来るとは思わなかった。笑
ちなみに僕は原作漫画を一度も読んだことはありません。
なんとなくコメディータッチで描かれているという事知っているぐらいです。
最初に僕の感想を率直に言いますが、僕にはあまり合いませんでした。
なので、少しネガティブな視点から書いて行くことになるので、この原作や映画が好きな人でそうゆうのを見たくない人はここでお別れです。
そんな感じでなるべくネタバレをしないように書いていきます。
あらすじ
宇宙から襲来した天人(あまんと)に支配され、侍が衰退した江戸時代末期の日本。いまだに侍魂を堅持する男・坂田銀時(小栗旬)は、廃れた剣術道場の息子・志村新八(菅田将暉)や、戦闘種族である夜兎(やと)族の少女・神楽(橋本環奈)と共に万事屋を営んでいた。江戸では、謎の妖刀を使った辻斬りが横行し、銀時の旧友である攘夷志士・桂小太郎(岡田将生)がその凶刀に倒れ、行方不明になり……。
引用:シネマトゥディ
ギャグと違和感
福田雄一が監督しているという時点でお察しの人はいるだろうが、ギャグが随所に散りばめられています。
僕が原作も読んだことない実写化映画に興味を持ったのは、「フフッ」って笑っちゃうような独特な福田雄一ワールドが好きだからです。
だけど、この映画に関していえば、その福田雄一ワールドが僕がこの映画があまりしっくりこなかった大きな理由になる。
映画を見終えた今、それを考えてみた。
そして出した結論はこうだ。
「役者の頑張っている感がある。」
例えば、小栗旬が演じる主人公の坂田銀次が、岡田将生が演じる桂小太郎と会話している時に鼻をほじくりながら話を聞いていて、桂小太郎に「鼻をほじくるでない!」と注意されているシーンがある。
だけど、鼻をほじくっている坂田銀次を見ると、鼻に軽く指は入れているんだけど、、、本気鼻ほじくりには見えないんだよね。
演技鼻ほじくりにしか見えない。
つまり「面白いことを演技している」ようにしか見えなくて、最後まで「見て見て!今面白いことやっているでしょ?」みたいな空気が漂っているんです。
これじゃ、悪ノリしている大学生と大して変わらないように見える。
学生時代、友人や先輩後輩が渾身のギャグをやっているの見て「クソつまらねぇな。」と思いながら見ていた僕にはとてもじゃないが笑えなかった。
でも、「勇者ヨシヒコ」が好きだから、ひいき目になってしまっているかもしれないが、ムロツヨシと佐藤二朗は良かった!
というか、この二人はムロツヨシと佐藤二朗のままだった。
ストーリー部分とコメディー部分のバランス
とにかくギャグが多いです。
まぁ、それが福田雄一の持ち味でいいところだと思うんですけど、この映画の場合、すごいシンプルだけれどもしっかりとストーリーを持っているので、コメディー部分はあまりに全面的に出過ぎてて、ストーリー部分が見えづらく感じました。
かと言って、ストーリー部分もそれなりに主張して来るので、全体的に非常にバランスが悪くなってしまったように思う。
監督の個性と大人の事情がぶつかってるというやつですかね。
キャストの配役
あくまで原作を見ていない僕の意見なんで、原作読んでいる人とは意見が異なっているかもしれないけれど、キャストの配役は良かったと思う。
なんとなく原作漫画の中のキャラクターもイメージができました。
とか言って原作読んだら、「全然違うじゃん!」って思う可能性もあるけれど、、
あとコメディータッチの漫画の割りには、かなり豪華なキャストを集めたんじゃないかな。
菜々緒が語尾に「っす!」ってつけるのがちょっとウザかったけれど、原作ではそうゆうキャラなんだろうから、仕方ないのかな。
原作漫画を読んでみたくなったか?
この映画を見て原作漫画を読んで見たくなったかといえば、「NO」かな。
多分この映画で気になった部分は漫画で読めばそこまで気にならないと思うんですけど、自分の年齢的にちょっと厳しいかなって感じかな。
映画から察するにTHE 少年漫画って感じだし。
まぁ、少年漫画でも好きな漫画はあるけれど、、
僕が10代〜20代前半だったら、楽しく読めたのかな?
まとめ
最初に書いた通り、僕にはこの映画が合わなかったので、結構批判的な感じで書いてしまったけれど、映画内に散りばめられているギャグを笑えればもう少し違った感想を持つんじゃないかと思います。
「さぁ、映画観るぞ!」って、ずっしりと構えて観るにはちょっと厳しいかもしれないけど、木曜洋画劇場を観るぐらいの軽い気持ちで観るにはちょうど良いんじゃないかな。
子供が夏休みに友達と観るのなら、十分楽しめる作品だと思います。
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