アメリカ生活

ニューヨーク在住者が教えるニューヨーク観光する前に注意すべき6つのこと。

僕が現在、住んでいるニューヨークの紹介をしようと思います。

ニューヨークといえば、世界でも最高峰のエンターテインメントが集まった街。
世界中の人が、アメリカンドリームを求めてニューヨークにやって来ます。

 

僕自身、初めてニューヨークの地に足を踏み入れたときは「スッゲェー!!!!映画の世界じゃん!」の一言。

でも、それはニューヨークの表の顔。
最近では、昔より治安がだいぶ良くなったとは言われていますが、、

 

日本と同じ基準で考えないでください。

 

華やかなニューヨークの裏側では、銃撃、強盗、強姦、暴力などの事件が頻繁に起きています。
観光者が集まるマンハッタンでも、悪い奴らが観光客を狙って獲物を探しています。

 

と言うことで、今回はこれから旅行や留学、仕事で日本からニューヨークに訪れる人にニューヨークを歩く上での注意点をいくつか紹介しようと思います。

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オシャレをして行かない

オシャレをして行かない

ニューヨークって言ったら、モデルやドラマや映画に出演するようなセレブが住んでてオシャレなイメージがありませんか?
まぁ、日本でも渋谷、銀座、六本木みたいな都会に行くってなったら、少なくとも近所のコンビニに行くよりはオシャレをして行きますよね?
では、そんなStylishなあなたにニューヨーカーになりきるための服装を伝授します。

 

春から夏編

Tシャツ(黒やグレーの地味な色の)

or

シャツ(薄い色の)

デニム

       or (短パン可)

パンツ(地味な色)

秋から冬編

春から夏編+ダウンジャケット

 

もはや「秋から冬編」はボックスの中に入れる必要がないね!
これでOK!
もうスウェットのまま行ってやろうかと思うほどです。
ニューヨークにオシャレは不要です。
最近、アメリカに渡米したお笑い芸人の「ピース」の綾部が、めちゃくちゃオシャレな格好をして、写真を撮っているけれど、あれは真似をしない方がいいです。
そりゃあ、金髪の美女にモテるならいいけれど、せいぜい観光客狙いの犯罪者や物乞いに「こいつは金もってそうな観光客だ。」って思われるのが関の山です。
あと女性の方はスカートを履くのも止めた方が良いと思います。
仲の良い現地のアメリカ人に話を聞くと、スカートを履いているアジア人がいると「この人、日本人だ。」って思うみたいです。
悪い人に「日本人は小金持ちだ。」って思われていたら、格好の餌食ですからね。

 

路上で配布しているものは受け取らない

路上で配布しているものは受け取らない

これは僕がまだアメリカに来たばかりの頃に被害にあった事があります。
まだ外を歩くだけでもテンションがちょっと上がっていたぐらいの頃です。
その日、僕はタイズスクエアを歩いていました。
すると黒人4~6人のグループが、「俺たちはラッパーなんだ!俺たちのCDを聞いてほしい!」といった具合に、愛想よくCDを配っているのです
アメリカじゃん?黒人じゃん?ってことは本場のHIPHOPですよ。
そりゃー音楽が好きなら、受け取っちゃうよね。
って事で受け取ってみました。

 

黒人
黒人
サンキュ!お礼にサイン書くよ!名前は?どこからの来たの?
僕
ゆうです。日本から来たよ。
黒人
黒人
いいね!コンニチハ!(満面の笑み)
ほら、サイン書いといたよ!
ゆう
ゆう
ありがとう!
黒人
黒人
じゃあ、チップちょうだい。
ゆう
ゆう
えっ!?
悪いやつ
悪いやつ
サインまで書いてやったんだから、チップくれよ!(満面の笑み)
獲物
獲物
ガタガタブルブル

 

 

こんな感じで気づいたら、自分よりも体の大きい黒人グループに囲まれていました。
周りにもたくさんの人はいましたが、ドラマや映画のように助けは来ません。
現実は無情です。
最終的に40ドル取られました。日本円にしてだいたい4,500円ですかね。
情けない話だけれど、自分より明らかに体のでかい黒人に囲まれたら、さすがに刃向かえないです。
というか、アメリカじゃ、相手が何持っているかわからないし。
お金云々よりもかなり落ち込みましたね。
でも、この出来事のおかげで「ここは日本じゃないんだ。」って思えたから、僕的には良かったのかも。
話のネタにもなったしね。

家に帰ってこの事を調べてみると、結構、日本人で同じような被害に遭っている人も多いみたいです。
僕は40ドル取られましたが、どうやらそれでもマシみたいです。
ちなみに数年前、タイムズスクエアでこんな感じでCDを配っている黒人グループとポリスの銃撃戦があったみたいです。
腕っぷしに自信があっても、素直に従った方が良さそうですね。

 

万が一に備えて、ダミーの財布持っておくといいと思います。
財布からお金を出すときにめちゃくちゃ財布の中身を凝視していたので、お金さえ持ってないと思わせれば、余計に要求されることはないと思います。

 

コスチュームや着ぐるみの人とは写真を撮らない

コスチュームや着ぐるみの人とは写真を撮らない参照元:http://sekaishinbun.net/2015/11/24/times-square-costume/

タイムズスクエアには、バットマンやスパイダーマン、自由の女神。
さらにはマリオやピカチュウ、ミッキーマウス、ミニオンといった人気キャラクターのコスチュームや着ぐるみがウヨウヨといます。
そして、「一緒に写真とろうぜ!」といった感じで誘ってきます。
もちろん、写真を撮ったらチップを要求されます。
まあ、ある意味それも記念になるとは思うので、割り切って写真を撮るのなら、それも良いとは思います。

 

ただ恐ろしくクオリティーが低いです。
8等身のスタイリッシュなマリオやピカチュウやミッキーマウスです。
あんなのに「ピカチュウ!」って鳴かれた日には「ピ、ピカチュウ、、(; ・`д・´)…ゴクリ…」となります。

 

彼らはとてもフレンドリーに近づいてきます。
特にお子さんとニューヨークに行くときは注意してください。
彼らの狙いは子連れのファミリーです。
彼らの近くを通るときは子供の手をしっかり握って、話しかけられても完全に無視するか「No!」と言う事を忘れないようにしてください。

 

リュックは片肩で!

リュックは片肩で!

まぁ、これはリュックに限らずです。
なるべくカバンの口は自分から見えるところ、あるいはなにか変化があったらすぐにわかるようにてください。
チャックも自分側に来るようにした方がいいと思います。
用心することに越したことがないです。
友達がニューヨークを歩いていたら、後ろからリュックの中に手を入れて、物を盗ろうとしている人を目撃したみたいです。

 

喫煙中の注意!

喫煙中の注意!

アメリカでは基本的に日本のように喫煙スペースはありません。
日本のようにレストランやバーでも建物の中では喫煙できません。
じゃぁ、どこで吸うのか?
外です。
「ここは禁煙です。」と看板がなければ、基本的にどこでも吸えると思います。(モラルとマナーは守ってね!)
たまに日本人で「海外では外で喫煙する人なんかいない。日本は遅れている。」みたいな事を言い出す人もいますが、ニューヨークではお婆ちゃんまでもが歩きタバコをして歩いています。
タバコならまだしも、マリファナを吸いながら歩いている人います。
「でも、喫煙スペースがないなら、タバコはどこに捨てるの?」って心配になったあなた。
安心してください。
吸い終わったタバコはゴミ箱にどうぞ!
アメリカには路上にゴミ箱がたくさんあります。

 

ここからが注意するところです。
外で喫煙していると、頻繁に声を掛けられます。
「タバコを一本くれ!」
見知らぬ人にいきなり声かけられます。
「1本ぐらいなら、、」とホイホイあげていたら、すぐに空になってしまいます。
ニューヨークではタバコ一箱だいたい14ドルぐらい。
値上がりして、高いと言われている日本の値段の3倍近くですね。
もしあげたくなかったら断りましょう。

 

Sorry, I’m out of cigarettes.
(ごめん、タバコ切らしちゃったんだ。)

 

と言えば、しつこくは聞いてこないと思います。
英語が苦手な人で不安な方は空きのタバコの箱を用意して、「Sorry.」と言いながら見せても問題ないと思いますよ。

 

僕自身はタバコは吸わないのですが、外で友達と話しているときに友達が吸っていると必ずと言っていいほど、「タバコが欲しい」と声をかけられます。
もし1人で吸ってたら、もっと声をかけられるかもしれないですね。

 

北には行かない!

北には行かない!参照元:https://newyork.navi.com/special/5038712

ニューヨークの北には、ハーレム、ブロンクスという地域があります。
そこはHIPHOPやJazzの発祥地と呼ばれているような地域です。
が、この地域には観光気分で踏み入れるのは絶対にやめた方がいいと思います。
この記事の冒頭でも書いた銃撃、強盗、強姦、暴力事件が頻繁に起きている地域です。
現地のアメリカ人にも「あそこら辺は危ないから行かない方がいい」と止められました。
現地のアメリカ人でさえ危険だと思うのに、その地域でマイノリティーなアジア人はかなり目立つと思います。
でも、有名なアポロシアターやヤンキーススタジアムがあるのもその地域なので、どうしても行きたければ、Taxi(タクシー)かUber(ウーバー)で行くようにしましょう。

 

最後に

日本にいるとなかなか危険な目にあうことは少ないですが、アメリカでは少しの油断を見せると、あっという間に危険なことに巻き込まれてしまいます。
でも、おそらくそれはアメリカだけに限った話ではないと思います。
「まぁ、大丈夫だろう。」は、日本以外では通じないと思ってください。

ただ海外に行くということに悲観的にならないでください。
少しのことを気をつければ、とても魅力が溢れています。
いろんな世界を見て、気づかされることはたくさんあります。
きっとあなたの価値観さえ変えてしまうようなかけがえのない経験になると思います。

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