今、世界中でも猛威を振るっているコロナですが、全国的にコロナ感染者数も増えて、不安を感じている人も多いと思います。
最近では、手頃にPCR検査を受けれる施設が話題になっていて、不安を解消するためにもPCR検査を受けようか悩んでいる人も多いと思います。
僕も10月に体調を崩し、PCR検査を受けてきました。
「コロナに感染していたらどうしよう、、」なんて不安に感じている人やこれからPCR検査を受けようと悩んでいる人に向けて、僕がPCR検査を受けた経緯やPCR検査の様子、検査後どんな風に過ごしたかを書いていきます。
目次
PCR検査を受けるまでの経緯
PCR検査を受けるまでに、37.5度以上の熱が数日以上続くなどといったPCR検査を受けるために色んな条件があって、なんとなく簡単にPCR検査を受ける事ができないようなイメージがあると思うのですが、僕に限っていうと体調を崩して診察を受けに病院に行ったら、気づいたら、PCR検査を受けているという状況になっていました。
僕がPCR検査を受けるまでの経緯を書いていきます。
会社のオフィスに入る前に体温計で測ったら、37.6℃という数字が出てしまった
僕の会社では、コロナ対策で週に数回のテレワークと出社の場合はオフィスに入る前に体温計を測るという対策を取っています。
特にその日は体調が悪いなどといった自覚はなく、毎日そうしているように出社をして、オフィスに入る前に体温計を測ってみたら、「37.6℃」!
うちの会社に置いてある体温計は、ちょっと高めに数値が出るので、正直その時出た数値に半信半疑。
流石に37.6℃の数値が出たら、倦怠感があったりするもんだと思うのですが、その時の僕の症状は、寝起きの頭がちょっと重たいぐらいの感じでその数値に見合った症状はなかったと思います。
とりあえず上司に体温計で37.6℃出たことを報告したら、「とりあえず今日は帰って休みましょう。もし行きつけの病院があれば診てもらってください」ということで、帰宅することになりました。
発熱の診察は簡単に受けれなかった
行きつけの病院が会社の帰り道にあるので、帰宅している足でそのまま病院に行きました。
ですが、病院も院内でのクラスターを防ぐために、発熱がある場合は診断できる時間を限定していて、予約をしないと病院に入ることもできないんですよね。
病院の入り口に張り紙が貼ってあって、病院を眼の前にしながら、家に帰ることにしました。
帰ってから、改めて病院に予約の電話して、症状を話したら「うちでは診れない」と断れてしまいました。
決してコロナかもしれない人を診たくないというわけではなく、下のような理由がありました。
・診断を受けることはできるが、小さな病院では解熱剤を渡すぐらいしかできない
・もしコロナだった場合、小さな病院だとすぐにPCR検査ができないから、発見が遅れてしまう
僕が行きつけの病院に限らず、小さな病院だとどうしてもコロナかもしれない人を受け入れる医療環境が整えるのは難しいんだと思います。
大学病院や総合病院のような大きな病院で診てもらうことお勧めされて、近所の総合病院を紹介してもらいました。
とりあえず総合病院にも電話したら、「発熱の診断の場合は表の入り口から入ると他の患者さんと触れてしまうため裏口からお願いします」とのこと。
電話を切った後に、すぐに病院に向かいました。
総合病院で見た まるで映画のような医療現場
電話で話した通り、病院の裏口に向かい、受付を済ませました。
僕の場合、高熱が続いていた訳でも自覚症状もなかったため、PCR検査を受けようと思っていた訳ではなかったのですが、受付で初めて「PCR検査を希望しますか?」と質問をされ、「まあ。せっかく来たから念のため」と思い、PCR検査を希望しました。
PCR検査を受ける場合には、万が一コロナだった場合、他の患者と一緒に会計ができないために最初に預かり金として「1万円」を支払いました。
発熱で病院に行く場合は、PCR検査の受ける可能性も高いので、お金の準備はちゃんとして病院に向かいましょう。
正直、僕はPCR検査まで受けられると思っていなかったので、急に預かり金で1万円払うことになって、違った意味でヒヤヒヤしました。笑
診察の待ちの時間は、病院内には入れず、外に臨時で設置したパイプ椅子に座って待機。
しばらくすると看護婦さんに呼ばれ、やっと病院内に入れましたが、そこで診た光景はとても異様でした。
人が1人入れるサイズのビニールハウスのような個室が用意されていて、僕はその中に座り、看護婦さんとお医者さんが外から診察をしていました。
まるで映画の世界に紛れ込んでしまったような気分になりました。
「『クローバーフィールド』という映画にこんな場面あったなぁ」みたいな事を考えながら、診察を受けていました。笑
病院の中でも再度、体温チェックを受けたのですが、「37.3℃」
だけど、やっぱり熱が出ているような自覚症状がなかったので、逆に自分の体の異変に怖くなりました。
やっと受けられたPCR検査
病院からは風邪薬も処方箋を用意してもらうのですが、万が一コロナに感染していた場合の対策で、処方箋は僕の代わりに看護婦さんが受け取りに行ってくれました。
看護婦さんが受け取りに行っている間に、僕はPCR検査を受けました。
けっこうPCR検査は大変だという話を聞いていたので、ドキドキしていると看護婦さんから試験管ぐらいの容器を渡されて、「容器の中に唾液を入れてください。」と説明をいただきました。
そこから10分ぐらい、ひたすら唾液を容器に入れる作業。
自分の唾液が溜まった容器を見て、ちょっと気持ち悪くなりましたね。笑
でも、1人しか入れないビニール個室の中で10分間待っていると、孤独を感じて、実際の時間よりも長く時間を感じていましたね。
「コロナだった場合どうちゃうんだろう?」とただただ不安でした。
そんな不安に煽られながら、待っていると薬を受け取りに行っていた看護婦さんが戻ってきて、「結果は2〜3日で出ますよ」とのこと。
2〜3日、、どうやって過ごすべきか色んなことを考えて家に帰ったのを覚えています。
PCR検査結果が出るまでの過ごし方
個人的に一連の出来事の中で、1番大変だったのは検査結果が出るまでの時間でした。
自分がコロナだった場合の不安よりも「家族に感染させちゃったらどうしよう、、」といった不安を感じながら、生活をしていました。
家にいるけれど、家族と触れ合うことができない。
家のものを触るということに気を使わなければいけない。
保健所に電話すれば、受け入れてくれているホテルを紹介してくれるらしいですが、手続きに1日以上かかってしまうみたいです。
家で1日過ごした後にホテルに移っても、、って感じだったので、なるべく家族と触れ合わないようにして、家の中で隔離しながら過ごしました。
家の中でも24時間マスク生活
ゴム手袋を着用
触ったものは全てアルコール消毒で拭く。
この3つを徹底しました。
これからPCR検査を受ける人はマスクとゴム手袋、アルコール消毒液を必ず用意しておきましょう。
PCR検査の結果
検査を受けてから、2日後に病院から検査結果の電話が掛かってきました。
PCR結果が陰性。
検査結果を聞いて、一気に緊張が解けましたね。
マスクを解禁して、手袋を外して、不安からも解放されました。
家族にも会社にもすぐに連絡をしました。
まだまだコロナの猛威から解放されたというわけではないですが、PCR検査の結果がわかるというのは精神的にかなり安心感を得られることができました。
PCR検査でかかった費用
最初に預かり金で1万円を支払っていたお金ですが、検査を受けてから2週間が経った後にPCR検査も含めた最終的な診察料のお会計をするために病院に行きました。
発熱の診察も含めたPCR検査にかかった費用はトータルで約2,300円でした。
預かり金から差額を返してもらい、想像していたよりも安い値段でPCR検査を受けることができました。
最後に
今回、僕のPCR検査結果は陰性でしたが、「もし陽性だった場合どうしよう」ということを考えさせられました。
また医療現場の緊迫した状況というの身を持って感じましたね。
本当に医療従事者には感謝しかないです。
まだまだコロナが猛威を振るっている世界なので、一度だけのPCR検査の結果だけで油断せず、引き続き自粛行動は行うのは大事なことだと思います。
政府が要請を出したから、自粛するではなく、自分ができる範囲から各々が自粛していくことが大切だと思います。
大変な状況が続いていきますが、気を緩めずに自粛生活をしていきましょう!