SNSに顔出ししたり、実名を出したりするのは危険なの？

SNSが発展して、今では一般の人でもネット上に顔を出したり、実名を出したりすることが多くなっていますよね。

情報を発信をする人にとっては、顔を出すことで安心感や誠実感を相手に与えられます。

その一方で、顔出ししたり、実名を出すことで、個人情報などの相手に知られたくない情報まで与えてしまう可能性もあります。

例えば、時々、迷惑行為をTwitterにツイートをする。
いわゆる「バカッター」とも呼ばれていますが、ツイートに載せている情報から、ツイート主の実名、住所、学校名、会社名まで特定されているのを見たことある人もいると思います。

昔と比べるとネットに対してだいぶオープンになって来ているのは事実ですが、「じゃぁ、安全になったのか？」と言われたら、それはどうなんでしょう？

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ネットに顔出し写真は自分でコントロールできなくなる。
自分の顔出し写真で他人がなりすまされる可能性も
顔出しや実名を出すと個人情報が特定されやすい
元ストーカーの伊藤ロマさんがネットの顔出しに注意喚起
最後に

ネットに顔出し写真は自分でコントロールできなくなる。

参照元：https://www.makeuseof.com/tag/tips-protecting-privacy-linux/

一度、ネットに流してしまった写真は自分の手から離れて行ってしまいます。

自分が意図していない人にも写真が渡ってしまう可能性がありますね。
保存をされてしまう可能性もあります。
もし、そうなってしまったら、自分のアカウントから写真を消してもネット上からは消えることはありません。

例えば、少し前に某女性歌手が学生時代にネットに載せていたヤバめの写真が出回って、それが直接の原因かはわからないけれど、活動休止に追い込まれるなんてこともありました。

軽い気持ちで載せていたけれど、拡散されて、気づいたら取り返しのつかないことになってしまったなんて事になってしまう可能性もあるのです。

自分の顔出し写真で他人がなりすまされる可能性も

参照元：https://usacrimetoday.com/

自分じゃない誰かが自分の名を名乗って存在する。
ネット上にあげた顔写真を使って、誰かがあなたになりすましてしまう可能性もあります。

僕が耳にしたことがある話だと、、

ネット上で仲よかったグループの中で、ちょっとしたきっかけに仲違いしてしまった。
その腹いせにグループ内の誰かが個人情報の流出。

最近やけに知らない電話番号から電話がかかって来ると思って調べたら、ネットに載せていた自分の写真と名前を使って、「セフレ募集中」みたいなアカウントで電話番号も載せてあったそうです。

仲間内だからといっても、些細な事で仲違いした時の事を考えるとリスクがあるみたいですね。

個人同士でなくても、出会い系の宣伝素材にされてしまうケースも多いそうです。

顔出しや実名を出すと個人情報が特定されやすい

参照元：https://www.chintai.net/news/2014/02/12/397/

顔や名前をネットに載せれば、当然のことですが、個人の特定はされやすくなります。

最近では人気のあるYoutuberのストーカー被害もありましたね。

顔を出すこと男性の方も女性の方もストーカーの被害に遭う可能性が高くなります。

家族や恋人を被害に巻き込んでしまう可能性があるのも覚悟しましょう。

元ストーカーの伊藤ロマさんがネットの顔出しに注意喚起

参照元：https://www.pakutaso.com/20160128026post-6690.html

元ストーカーだったと自称する「伊藤ロマ＠金魚@kingyo_roma」さんが、Twitterのタイムラインで見かけた人を、インターネットだけでどこまで調べられるかというのを試したそうです。

下記がその時のツイートです。

私は元ストーカーでございます。ストーキングしたいわけじゃないんだけどストーキング以外に愛情表現わかんない☆っていうたちの悪いストーカーでした。過去ね、過去。
住所とか職場とか電話番号とか家族構成寝る時間好きなもの、全部調べるの得意です。
で、昨日の夜ふと思い立った。
— 伊藤ロマ@金魚 (@kingyo_roma) June 20, 2015

絡みがあるわけではないけど、TLでたまに見かける人で、子供の写真を思いっきり晒してる人がいて…
この人のこと、インターネットだけを使って、どれだけ調べられるかなぁ？と、試してみました。
結果…
— 伊藤ロマ@金魚 (@kingyo_roma) June 20, 2015

子供の中学校と小学校と、住所が特定できたということは、通学路も特定できました。
スポーツをしてる子なので、帰りが遅くなることもあるんじゃないですかね。
一人でいるところに、声かけるのも容易そうです。
ゴミ捨て場も特定しました。
ゴミを見れば、もっと沢山の個人情報を入手できます。
— 伊藤ロマ@金魚 (@kingyo_roma) June 20, 2015

あのね、何が言いたいかと言うと…
世の中、怖いよ。
って、ことです。
簡単に、身元が確認できるような写真とか、あげちゃダメです。
「別にゴミ漁られてもいいし、ちょっとした隙に家に上がられて盗聴器つけられてもいいし、尾行されてもいい」っていう人以外は、気を付けて。
— 伊藤ロマ@金魚 (@kingyo_roma) June 20, 2015

変な話。
刑事ドラマのセリフのようなことを言いたくなりました。
「俺が若かったときは足使って汗流しながら調べたもんだが、今の若いもんは、PC一つで全部やっちまうんだな〜」
と。
PCどころか、スマホ一つで調べられるよ。
本当、本当に。
— 伊藤ロマ@金魚 (@kingyo_roma) June 20, 2015

ストーカー規制法は制定されましたが、インターネットに個人情報が溢れる今、ストーカーにとっては花の時代なのではないでしょうか。
正直罰則も甘いし、「別に死刑になってもいいや」っていうくらいのストーカーにとっては、ただただ便利になっただけで、何も変わってないと思います。
— 伊藤ロマ@金魚 (@kingyo_roma) June 20, 2015

なので、顔写真とか近所の写真とか、アップするの、絶対にオススメいたしません。
盗聴されてもいい！
尾行されてもいい！
ゴミ漁られてもいい！
イタ電もOK！
尾行も歓迎！
気持ち悪い手紙も待ってる！
っていう人以外は、本当に気を付けてください。
— 伊藤ロマ@金魚 (@kingyo_roma) June 20, 2015

伊藤ロマさんはたまたま自分は悪意がなかっただけで、悪意を持っている人でもスマホ１つあれば、簡単にここまで特定することができるとも呟いていました。

ちなみに伊藤ロマさんは上記のツイートを呟いた後に、「特定の方法がわからないので、特定してください」と頼まれたそうです。

小さなお子さんがいるママさんやパパさんは、子供と出かけた写真とかあげたりする人も多いと思います。

小さな子供なら、ストーカー被害はないかもしれないけれど、誘拐や違う事件に巻き込まれる可能性も。
知らない間にお子さんにも危険なリスクを背負わせているという事を忘れないようにしましょう。